無実の罪を着せられたセクハラでも接見禁止令は通達される場合があります
2017.7.13
さて、今回は、私がセクハラの容疑をかけられ警察署に連行、留置所に留置された時のことをお話したいと思います。私は、極々、普通のサラリーマンです。結婚もしており、子供もいて、仕事もそれなりに順調で私生活も幸せな時間を送っていました。
ただ、仕事について毎日嫌だったのが、通勤ラッシュに発生する満員電車。これだけは、どんなに経験しても慣れるものではありませんでした。そして、ある日の朝の通勤時に事件は起きたのです。いつものように、スペースひとつない電車の車両に乗り込んだ私。前にいるのは、私より全然年下であろう若い大学生風の女性でした。
このような場合に陥った時、大抵の男性は嬉しくなったりするものだと思いますが、一線のラインを超えた行動を取るほど私もバカではありません。変な、疑いをかけられるのもごめんですので、手を後ろに回して、その日は電車に乗っていたと思います。
そして、大体30分ほどで、目的の駅につくのですが、15分ほどたってから、例の私の前にいた女性が私を突然にらみつけてきたのです。私は何だろうと思いながらもあまり気にはしていませんでしたが、目的地の駅に到着して降りた瞬間に、先ほどの女性から、『駅員に警察に電話してもらいますから一緒に来てください』と、言われたのです。そして、駅員のところに連れていかれ、事情を説明、警察署に私は連行されることになったのです。
連行された理由はセクハラの疑いをかけられたことでした。と、言っても私はセクハラはしていませんけどね。こういうことになるのが分かっているから、あらかじめ、手を自分の体の後ろに回していたこともありますし、その点は自信を持って無罪を主張しましたが、それで警察が、『はい、そうですか、じゃあ帰っていいですよ』と、なるはずがありません。
とりあえずは無実の罪が晴れるまでは留置所に留置されることになった私ですが、何と接見禁止令まで出てしまったのです。納得がいかない私は、この件で弁護士に接見禁止令を解除してほしいと訴えるつもりでいますが、一般的に被疑者が容疑を認めない場合は、接見禁止令が多く出るようであります。
家族にも直接、面会で無実だと伝えたい気持ちもありますし、私の気持ちは複雑です。セクハラは立派な犯罪行為でありますので、このような厳しい処分が下されるのはしょうがないですが、一日でも早く接見禁止令を解除してもらい無実を証明してみたいと思っています。